規制 🇷🇺 07.08.2026 08:03

科学におけるAI規制:科学者と組織の期待(HSE高等経済学院ISSEK速報)

ロシア国立研究大学高等経済学院(HSE大学)の統計研究・知識経済研究所(ISSEK)は、科学者と研究機関の長を対象に、科学研究における人工知能(AI)への国家支援に対する期待について調査を実施しました。回答者の大半は厳格な規制よりも環境整備を支持しており、3分の2以上がインフラ、資金調達、サービスへのアクセスを支持しています。この調査結果はCNewsが報じました。
高等経済大学(HSE大学)統計研究所・知識経済研究所(ISSEK)は、科学者や研究機関のトップを対象にした調査に基づき、科学におけるAI支援における国家の役割をどのように位置づけ、どのような支援を期待しているかを検討した。実証データの基盤は2つのオンライン調査である。1つは国立大学・研究機関のトップを対象としたもの(2026年5月〜6月、N=424機関、うち大学250、研究機関174)、もう1つはロシアの科学者を対象としたもの(2026年5月、N=1209人、うち大学勤務769人、研究機関勤務318人、両機関での兼務122人)である。科学者の3分の2以上(67%)とトップの72%は、国家は研究におけるAI利用のための好条件作りを第一にすべきと考えている。科学者の約70%とトップの約60%は、AI利用の制限や目標指標、モニタリングといった厳格な措置を支持していない。国家規制の許容可能な形態については合意がなく、科学者の58%とトップの36%は技術選択への不介入を支持する一方、両グループの約40%は統制を含むより積極的な国家関与を支持している。80%以上が、計算資源への集中的アクセス、機器へのターゲット資金提供、学際的チームへの支援、AIサービス購読料の支払い、AIプロジェクトへの長期資金提供、データセットとモデルのリポジトリ作成といった措置を肯定的に評価している。約70%が品質基準や推奨事項といった制度的措置を肯定的に評価しているが、AI利用効率を評価するシステムからのプラスの効果を期待する割合は半数未満で、科学者の29%とトップの22%はそれが研究条件を悪化させると考えている。調査結果は、学術コミュニティが厳格な統制や指示ではなく、インフラ、資金、サービス、データアクセスを期待していることを示している。この支援型モデルは、国家AI変革戦略を採用している科学先進国のアプローチと一致しており、ロシアの科学技術発展戦略でもAIの積極的利用が優先事項となっている。
出典: CNews — 原文
関連記事 ↓
新着ニュース