AIブームは減速か?Kioxiaの業績見通しが失望を誘い投資家を不安視させる
日本のKioxiaは、アナリスト予想を下回る業績見通しを発表し、AIブームの減速懸念を引き起こした。同社は営業利益がアナリスト予想を下回るとの見通しを示し、株式分割と自社株買いを発表した。投資家は、AI向けデータセンターへの投資ペースが持続しない可能性を懸念している。
日本のメモリーチップメーカーであるKioxia(キオクシア)は、失望を誘う利益見通しを発表した。これは、人工知能(AI)ブームに後押しされたフラッシュメモリー価格の前例のない上昇が鈍化する可能性を示唆している。同社は、2025年3月期第2四半期(4~9月)の営業利益を3兆1600億円と予想し、当期(10~12月)については1兆8900億円を見込む。一方、第2四半期(7~9月)の実際の利益は1兆2700億円で、アナリスト予想を下回った。また、Kioxiaは株主基盤を拡大するため、3対1の株式分割と最大8000億円の自社株買いを発表した。これまでAIブームの恩恵を受ける企業としてKioxiaに大きな期待を寄せていた投資家は、競争や債務を背景に、大手データセンター運営企業による投資ペースが鈍る可能性を懸念している。Kioxiaは市場の過飽和を避けるため、生産能力を穏やかに増強する計画だが、来年Samsung Electronics(サムスン電子)やSK hynix(エスケーハイニックス)が新しいNAND(ナンド)型フラッシュメモリーを投入する中で、市場シェアを失うリスクがある。同社の株価は変動が激しく、トヨタ自動車やソフトバンクグループを抜いて日本の時価総額トップに躍り出た後、1か月で上昇分の3分の2を失った。Kioxiaは過去最高額の自社株買いを決めたが、投資家はこれが低調な業績を補うかどうか懐疑的だ。また、Kioxiaは、韓国メーカーと長期契約を結ぶことを好む米国のハイパースケーラー(大規模データセンター事業者)の獲得にも力を入れている。
出典: 3DNews —
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